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ハウステンボス&佐世保観光が
倍で楽しくなるWebマガジン

ふんわり、春がすみのまちに恋をして

長い冬を終え、いよいよ春がやってきました。
ふんわり霞む空に薫るのは、花の香りに潮の香り。
春の陽気に誘われて、今回もかえにゃんが佐世保・ハウステンボス旅へと出発です。

SKE48 チームE
池田 楓(かえにゃん)

名古屋市・栄を中心に活動するSKE48の
チームEに所属中。佐世保で生まれ育ち、2021年
11月には、佐世保の観光PRのスペシャリストを認定する「『海風の国』観光マイスターシルバー検定試験」に、2022年1月には「ゴールド検定試験」に合格!“佐世保名誉観光大使”になることが、将来の夢のひとつ。

島旅のスタート地点は港に面した
『黒島ウェルカムハウス』から

佐世保市相浦港から九十九島湾を眺めながらフェリーで進むこと、約50分。辿り着いたのは、潜伏キリシタンの歴史が残る黒島の港でした。 時が止まったように静かな陽だまりの中、猫たちはのんびりお昼寝中。実家で猫を飼っているかえにゃんも、この光景には「可愛い〜♡」と満面の笑み。 猫たちにひとしきり挨拶をしたら、観光インフォメーションセンターと直売所を兼ねた『黒島ウェルカムハウス』で観光の“足”をレンタルしましょう。 「グリーンスローモビリティ」は、2021年12月よりレンタルがはじまった電動車です。20km/h未満で走行するため、島の雰囲気を肌で感じながらゆったりと観光することができます。 早速、黒島のシンボルである『黒島天主堂』へと出発!

バスやタクシーなどの公共交通機関がない黒島。これまでは徒歩や自転車で観光するしかありませんでしたが、「グリーンスローモビリティ」の登場で島内が周遊しやすくなりました。 また、電動だから自然環境にも優しく、島の新たな交通手段として注目を集めています。より風を感じたい人には、電動自転車と電動スクーターのレンタルのご用意も。

>>>「グリーンスローモビリティ」レンタカー
>>>「黒島ウェルカムハウス」について

キリスト教信仰の歴史を肌で感じる
『黒島天主堂』

グリーンスローモビリティで風を感じながら坂道を10分ほど登っていくと、『黒島天主堂』の尖塔が見えてきました。空をバックに佇む教会は、まるで遠い異国の風景のよう。 この教会のことを知るために、まずは黒島の歴史からおさらいしてみましょう。 江戸時代、平戸藩が入植を認めると外海や生月島などから潜伏キリシタンがこの島へと移住してきました。1865年、長崎の大浦天主堂で「信徒発見」がなされると、黒島からも約20人が大浦天主堂を訪ねて信仰を打ち明けます。これをきっかけに、島内信者の約600人全員が禁教によるさまざまな迫害に負けず、カトリックに復帰することとなりました。 そして、日本がキリスト教解禁となった1873年の5年後に木造の初代教会が建設され、1902年にはマルマン神父の設計のもと信者との協力によって、現在の教会が完成しました。 つまり『黒島天主堂』は、潜伏キリシタンの歴史のシンボルなのです。 長い歴史に思いを馳せつつ、一歩足を踏み入れたかえにゃん。 その雰囲気に、思わず声にならない声が漏れてしまったよう。 レンガ造りの壁に、色とりどりのバラ窓。半円アーチを描く天井の梁。 ロマネスク様式の建築美を讃える空間は、荘厳で神聖なムードに満ち溢れていました。 ステンドグラス越しに光が落ちる窓際の席へ腰掛け、そっと深呼吸。 在りし日の信徒の息遣いが、すぐそばに聴こえてくるようです。

『黒島天主堂』の建設は信者たちの希望でもありましたが、当時は資金不足で良い材木を揃えることができませんでした。そこで信者たちは安価の板を用意し、直接木目を描いて高級感のある板に似せました。現在も当時描かれた木目が、天井や扉に見ることができます。 「これ、描かれているものなんですか?全然わからなかった!」とかえにゃんもびっくり。 他にも柱の土台は黒島産の御影石、祭壇の床は有田焼のタイル、説教台はマルマン神父の手作りと、創意工夫の跡がたくさん。 現在、この教会を含む「黒島の集落」は、現在世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産として登録されています。 信仰の歴史と文化を守るためにも、訪れる前には「教会見学時のマナーと利用規約」を必ずよく読んでくださいね。
※今回は特別な許可を頂いて撮影しています。

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ランチは名物の島豆腐、
新鮮な魚介類が並ぶ
「島めし」でキマリ

信仰の歴史を紐解いたら、ちょっぴりお腹が空いてきたかえにゃん。 黒島ならではの「島めし」を頂くため、喜久屋旅館へとやってきました。 「島めし」とは、黒島近海で獲れた魚介類や黒島で育った野菜、伝統料理の島豆腐などが入ったご当地飯のこと。 注文すること約15分ほど、運ばれてきた御膳には溢れんばかりの品々が! この日の魚介は、イカやサザエ、ブリの刺身、鯛の塩炊きと、白身好きにはたまらないラインアップとなっていました。切り身がたっぷりと入ったお味噌汁を前に「魚の脂はいいアブラ♪」と、小声でリズムに乗るかえにゃん。 新鮮な魚介に舌鼓を打ちながら島豆腐をひと口いただけば、その豊かな味わいにもびっくり。 ほくほく顔で見事、完食です♡

風味豊かな黒島の島豆腐は、にがりの代わりに黒島周辺のきれいな海水を使用して作られているのがポイント。 固めの食感とほどよい塩味は、クセになる美味しさ!ちなみに黒島豆腐は製法に手間がかかるため、現在では島民でも年に数回ほどしか食べないそうですよ。 喜久屋旅館では、そんな貴重な食体験も愉しんでみては?

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島民伝統のスイーツに舌鼓♪
「ふくれまんじゅう作り体験」
に挑戦

島めしでお腹を満たしたら、お次はスイーツが欲しくなってきちゃいました。 黒島では昔からお祝いの席で好まれるという、伝統の「ふくれまんじゅう」を手作りすることに。「よく来たね〜」と迎えてくれたのは、『ストアーふじむら』を営むお母さん。 手ほどきを受けたら、早速ふくれまんじゅう作りに挑戦! 生イーストを使って発酵させた小麦粉生地を手のひらに乗せたら、指でフチを押して外側だけ平べったくしていきます。生地中央に小豆あんを乗せて包み、丸くなるまで手のひらで転がしたらあとは蒸すだけ。サツマサンキライの葉に乗せたまんじゅうのを、蒸し器で蒸すこと7分程度。 蓋を開けたら蒸気がふわぁっと立ち昇り、かえにゃんもテンションMAXに! お味は?と聞いたら、「もちもちしてて、すっごい美味しい!」とキラキラの目で答えてくれました。

『ストアーふじむら』さん隣接の建物にある調理場でおこなわれる「ふくれまんじゅう作り体験」は、体験料2,000円(税込)。 申し込みの締切は7日前なので、体験したい人はぜひお早めのご予約を。ちなみに体験の最後にはひとりあたり2個のお土産がもらえる、嬉しいサービスつきです。
※体験場所は変更になる場合もあります。

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黒島ならではのパノラミックビューを望む
『蕨展望所』

歴史を学びグルメを楽しんだら、次に押さえたいのは、島ならではの絶景! 黒島南西部に位置する『蕨展望所(わらべてんぼうしょ)』は、島内随一の展望スポットです。 長崎鼻とカキ瀬鼻の2つの断崖絶壁を望むほか、晴れた日には五島列島までを見渡すことができ、その雄大な景色には息を呑むこと必至。 雲から時折陽光が差し込む光景を前に、かえにゃんもしばしうっとり。 島民の手によって設置されたという御影石のテーブルもあるので、ふくれまんじゅうをいただきながらゆっくり絶景鑑賞、なんていうのもいいですね。

黒島ウェルカムハウスから2.3kmの地点にある『蕨展望所』へは、黒島観光協会が貸し出してくれる電動アシスト自転車を利用するのがおすすめ。拓けた道やゆったり山を巻く坂道などが続いており、気持ちの良いサイクリングが楽しめます。 かえにゃんもキャーキャーはしゃぎながら、絶景サイクリングを満喫していました(笑)。 レンタル料金は1時間300円(税込)、黒島観光協会の「レンタサイクル申し込みフォーム」からお申し込みをどうぞ。

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島旅を終えたら
『黒島ウェルカムハウス』に
戻ってお土産選びを

思う存分黒島を満喫したら、スタート地点の『黒島ウェルカムハウス』へと戻りましょう。 フェリーの出航までの間、黒島ならではのお土産を吟味して。ジャムや島とうがらしを使ったラー油など食料品はもちろんのこと、『黒島天主堂』のタイル柄を模したコースター、ロザリオや聖人キーホルダーなどキリスト教関連のグッズまで豊富に揃います。 かえにゃんも「これ可愛くないですか?」とショッピングを楽しんでいる様子。 お店を出たところで、「ふくれまんじゅう作り体験」でお世話になった藤村さんのお孫さんからサインを求められるという嬉しいハプニングもあり、たくさんの思い出に包まれて島旅を終えるのでした。

黒島では、耐震化・保存修理がおこなわれた『黒島天主堂』のリニューアルオープンを記念して、2021年より黒島ウェルカムハウスで御朱印帳の販売と御朱印台紙の配布を行なっているそう。 台紙の種類は全6種類。『黒島天主堂』ノーマルバージョンに四季別バージョン、『黒嶋神社』、『興禅寺』のご用意があります。 カラフルで可愛い御朱印は旅の思い出にもピッタリ。ぜひ思い出の1ページに差し込んでみてはいかがでしょうか。

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ハウステンボス出発の黒島観光ツアーもあります。詳しくはこちらをチェックしてくださいね!



ただいま人気浸透中の
感覚派ネイルサロンで
優雅なひとときを

最後に、佐世保の体験プログラム「海風旅。Experience」の中から「佐世保海風ネイル」をご紹介! この体験プログラムは、佐世保をテーマにしたニュアンスネイルを施してくれるプログラムです。(1名¥7,700/税込み)。 体験場所は佐世保市内にひっそりと構える隠れ家的ネイルサロン『Ornament Romance(オーナメント ロマンス)』。 店主である清水さんが1人で切り盛りされているミニサロンながら、色を使ったプレイフルなデザインや、ニュアンスアートが魅力的で人気が広まり、予約で満席となる日も多いのだそう。 今回の佐世保海風ネイルでは、左手には佐世保の海を、右手には佐世保のサンセットとハウステンボスをイメージしたチューリップを載せてもらい、かえにゃんもご満悦でした。 「めーちゃくちゃに可愛いです♡また来たいっ!」とお気に入りになったご様子。
>>>「佐世保海風ネイル」予約受付はこちらから。

施術中、かえにゃんと清水さんはガールズトークで大盛り上がり。話し進めるうちに出身高校が同じであることが判明。 「◯◯先生って知ってる?」「わかります!私の担任でした!」なんて、ローカルトークに花を咲かせていました。ステキなネイル体験でなく、 ステキな先輩ができてよかったね、かえにゃん!

>>>詳しくはこちら




Travel Plans

1日目

  • Spot 01

  • ハウステンボスから車で40分
    →佐世保市相浦港からフェリーで約50分

    黒島ウェルカムハウス

    住所:長崎県佐世保市黒島町8-4
    電話:0956-56-2311(NPO法人黒島観光協会)
    https://www.sasebo99.com/spot/63098


  • Spot 02

  • ウェルカムハウスから車で5分(徒歩25分)

    黒島天主堂

    住所:長崎県佐世保市黒島町3333
    電話:095-823-7650
    (長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンター)
    https://www.sasebo99.com/spot/271


  • Spot 03

  • 黒島天主堂から車で3分(徒歩10分)

    喜久屋旅館

    住所:長崎県佐世保市黒島3769
    電話:0956-56-2002
    【受付時間:9:00~20:00】
    ※お問い合わせはInstagramのDMにて承ります。
    https://kikuya-kurosima.com/?page_id=8


  • Spot 04

  • 喜久屋旅館から車で2分(徒歩5分)

    ふくれまんじゅう作り体験

    住所:長崎県佐世保市黒島町 8-4(体験場所)
    電話:0956-56-2311(NPO法人黒島観光協会)
    https://www.sasebo99.com/tour/100080


  • Spot 05

  • ふくれまんじゅう作り体験から車で4分(徒歩15分)

    蕨展望所

    住所:長崎県佐世保市黒島町
    電話:0956-56-2311(黒島観光協会)
    https://www.sasebo99.com/spot/100206


  • Spot 06

  • 蕨展望所から車で5分(徒歩25分)

    お土産紹介@黒島ウェルカムハウス

    住所:長崎県佐世保市黒島町8-4
    電話:0956-56-2311(黒島観光協会)
    https://www.nagasaki-tabinet.com/news/146


  • 番外編

  • 番外編
    佐世保の体験プログラム
    佐世保海風ネイル(4/1~)

    体験場所:Ornament Romance
    住所:長崎県佐世保市松浦町2-18
    電話:0956-22-6630(佐世保観光情報センター)
    https://www.instagram.com/ornament.romance/?hl=ja
    ※予約受付はこちらから。


      
    
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佐世保観光に関するお問い合わせ

佐世保観光情報センター(JR佐世保駅構内)
年中無休 9:00~18:00

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ハウステンボス総合案内ナビダイヤル
TEL:0570-064-110

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